✈️怒涛のマレーシア編
Ⅺ. 一仕事終わったぁ……そして、マラッカを離れる
ついに、マレーシアのライセンスを取得!
学科試験6科目。
そして、最後の実機テスト。
PASS!!
Malaysia Flying Academy(MFA)で進めてきた、マレーシアのライセンスへのコンバージョンが、ようやく終了しました。
残すは、ライセンスの受け取りだけ。
向かった先は、これまで学科試験でも訪れたプトラジャヤのDCA(Department of Civil Aviation)。日本でいえば、国土交通省の航空行政を担う部門にあたるところです。
この日、一緒に行ったのは、たしかコウイチ、コガさん、カズさんだったと思います。Kさんは同行していなかったはず。
ところが、到着してみると、これまで試験で訪れたときとは違い、建物の中は拍子抜けするほど閑散としていました。
「ここで本当にライセンスを受け取るの?」
そんなことを思いながら窓口へ向かい、手続きを済ませます。
そして、ついに手渡されたのが――
マレーシアのパイロットライセンス!
しかも、今のようなカードタイプではありません。
昔ながらのBookタイプ。
手に取ってページを開くと、そこには自分の名前とライセンスの記載がありました。
その瞬間、思わず口から出たのは、
「一仕事おわったぁ……。」
という言葉。
大歓喜というよりも、ホッとした気持ちの方が強かったと思います。
ここまで来るのに、いろいろありました。
英語での授業、DCAの学科試験、ローカルの学生たちとの情報交換、計器飛行の訓練、そして最後の実機テスト。
その一つひとつを乗り越えて、ようやく手にした一冊でした。
ニュージーランド、オーストラリア、そしてマレーシアへ
振り返れば、私のライセンス取得の道のりは、なかなか長いものでした。
ニュージーランドでCPL(事業用操縦士ライセンス)を取得。
その後、オーストラリアへ渡り、CASA(オーストラリア民間航空安全局)へのライセンスコンバージョンとATPL(定期運送用操縦士)の学科試験に取り組みました。
そして、次に向かったのがマレーシア。
国が変われば、航空当局も制度も変わります。そのたびに、新しいルールを理解し、必要な試験や訓練をクリアしていかなければなりません。
今振り返ると、ずいぶん遠回りをしてきたようにも思います。
でも、このときは、そんなことを考える余裕もありませんでした。
ただただ、
「これで終わった!」
それだけでした。
……ところが、私のマレーシア生活は、まだ終わりではなかったのです。
えっ、もうマラッカを離れるの?
ライセンスを受け取り、マラッカへ戻った私たち。
ようやく一段落したのだから、少しくらいゆっくりできるだろう。
そんなことを思っていたところ、Kさんから連絡が入りました。
その内容は、意外なものでした。
「マラッカにいる必要はもうないので、指定されたクアラルンプールのコンドミニアムへ移動してください」
……えっ?
もうマラッカを出るの?
それまで毎日のように通ったMalaysia Flying Academy。
帰ってきたマコタ・コンドミニアム。
旧市街のカフェで、テタレを飲みながら勉強した時間。
屋台で食べた夕食。
マラッカ特有の、どこかのんびりとした空気。
気がつけば、すっかり自分たちの生活の一部になっていました。
学科試験に取り組み、実機訓練に励み、仲間たちと情報交換をしながら過ごした日々。
大変なこともありましたが、今となっては、どれも懐かしい思い出です。
そんなマラッカを、今度は離れることになりました。
ライセンスを手にしたばかりなのに、感傷に浸る暇もありません。
どうやら私たちには、次の予定がすでに用意されていたようです。
マラッカでの訓練を終え、次の舞台はクアラルンプールへ。
ライセンス取得は、一つの区切り。けれど、私の挑戦はまだまだ続きます。
マレーシアでの生活は、ここから新たな展開を迎えることになります。
今回はここまで。
次回からは、舞台をクアラルンプールへ移し、また新しいマレーシア生活が始まります。
✈️ エアラインパイロットへの憧れ……
DCAで受け取った、Bookタイプのライセンス。
手にした瞬間の感想は、
「一仕事おわったぁ……。」
でした。
ところが、ホッとしたのも束の間。
Kさんから次の指令が。
「クアラルンプールへ移動してください」
えっ、マラッカ……もう終わり?😿
どうやら、のんびりしている暇はなさそうです。
次回、舞台はクアラルンプールへ!
そして、ここからまた新しい展開が始まります。✈️🇲🇾
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