✈️Voyage 62. Shibaのエアラインパイロットになちゃった大冒険記!

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パイロット 飛行機 フライトスクール 習い事
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ⅶ 勉強も息抜きが肝心……

オーストラリアの冬――と聞いて、最初は少し震えるくらいの寒さを想像していた。
だが現実はまるで真逆。日向に出れば、照りつける太陽でじんわり汗がにじむ。
「これで冬かよ…」と独りごちながら、朝の通学路を歩く。

学校までは徒歩で20分。
最初のうちは「いい運動になるし!」なんて前向きに思っていたが、すぐに現実を知った。
汗だくで学校に着き、講義前からすでにバテている自分。
しかも午後の授業が終わるころには、足が鉛のように重くなる。
「これは…時間と体力のロスだ」と悟った僕は、ついに自転車購入を決意する。

ところが、安い中古を求めてマルチドーの街を回っても、どこも品薄。
ようやく見つけたリサイクルショップの片隅に、一台だけぽつんと置かれていたのが――
子供用の青い自転車。
ハンドルには“Lightning McQueen”のステッカー。どう見ても対象年齢8歳。

「まあ…乗れりゃいいか」
覚悟を決めて購入。サドルを限界まで上げてまたがると、膝がハンドルにゴツッと当たった。
通学初日、地元の子どもたちに指をさされ、笑われたのは言うまでもない。
でもその瞬間、風を切る感覚に少し救われた気がした。
――これも空を目指す訓練の一部だ、と言い聞かせながら。

午前は Performance。
講師のネイサンがスライドを指しながら叫ぶ。
「Remember! Weight, altitude, temperature… they all matter!」
はい、全部わかってます。でも頭は処理落ちしてます。
滑走距離、V1、Vr、V2、風向補正、斜面勾配、気温補正……数字の嵐に飲み込まれる。
隣では、例のマレーシア人ナワブが淡々と計算機を叩きながら、僕に横目で言う。
「Shiba、runway slope の補正忘れてますよ」
……また出た、上からナワブ😿

午後は Navigation。
今度はチャートを広げて、コースラインを引く。
分度器とコンパスを駆使して、真北・磁北・針路を整理するも、
途中で線が迷子になり、チャート上がぐちゃぐちゃに。
「Shiba、あなたの針路、シドニーに行ってますよ」
ナワブの冷静すぎるツッコミが突き刺さる。

そんな脳みそオーバーヒートの日々が続いたある夕方、
僕はついに思った。
「もう……風向とか磁北とか見たくねぇ。魚でも見たい!」

思い立ったが吉日。
スーパーで15ドルの釣り竿を購入。もちろん移動手段は例のキッズチャリ。
サドルが低くて太ももがパンパンになるのも、もう慣れた。

海に着くと、冬のはずなのにTシャツでも汗ばむ陽気。
「南半球、まじで気候の概念バグってるな」と苦笑しながら糸を垂らす。
数分後、ブルブルと竿が震えた。
「おっ、早速ヒットか⁉︎」
上がってきたのは……フグ。
またフグ。
そのあともフグ。
最終的にバケツの中は、ふくらんだフグの風船大会。
「おいおい、俺は今、フグの養殖でも始めたのか⁉︎」

周囲のオージーたちは笑いながら通り過ぎる。
「That’s not dinner, mate!」
分かってるよ、食べられないのは知ってるよ😿

日が傾き、諦めかけたそのとき――
ググッ!と竿がしなった。
ついに来た。慎重にリールを巻く。
上がってきたのは、銀色に輝く小さな魚。
おそらく“Whiting”、日本でいうキス。

宿に戻って天ぷら粉で揚げ、一口かじると、
「……うまっ!」
外サクサク、中ふわふわ。
この瞬間だけは、FMAもV-SPEEDも忘れられた。

窓の外では、子供用チャリが夕陽を浴びて、キラキラ光っていた。
まるで「今日もよく頑張ったな」と言ってくれているように。

なんだかんだで生活も慣れてきて、勉強の精度も上がってきていざ試験の日時まで精進するのでした….

今日はここまでにします。

アラインパイロットの憧れ…. たまにゃ釣り師になりただがや😿


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