Voyage 51. Shibaのエアラインパイロットになちゃった大冒険記!!

query_builder 2025/06/28
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Ⅻ. 「I passed.」その一言に、すべての想いを込めて。


もう、本当に──心の底から、疲れ果てていました。

全身の力が抜けて、脳の奥までミストがかかったようにぼんやりしていて、

それでも、ただひとつ「試験に合格した」という事実だけは、確かに自分の中に残っていました。


学校からの帰路、どうやって自分の足で歩けたのか今でも不思議です。

気づけば、ようやくの思いで帰宅。

そして最初の報告相手は、家主のジェーン。


ドアを開けて、一言──「I passed.」

ジェーンはやさしく微笑んで言いました。

「Way to go, Shiba!!」


その瞬間、こみ上げてくるものをグッと堪えながらも、

本当はもっとたくさん話したかったけれど、

私の疲弊しきった顔を見たジェーンは、それ以上何も聞かず、

ただ軽くハグをして、そっとその場を後にしました。


その後の記憶は、ほとんどありません。

ただひとつ覚えているのは、ベッドがまるで磁石のように私を吸い寄せ、

そのまま、深い深い眠りの底へ… ZZZ…


そして翌日。


狭い校内では、合否の情報はすぐに知れ渡ります。

友人たちからは「Congra, Shiba!」の嵐。

その祝福の言葉ひとつひとつが、胸に染みました。

思わず、ポロリ。😿


もちろん、MUSAUからも盛大な祝福を受けました。

そしてここでまだ登場していなかった新キャラ──TEDつながりで仲良くなった

カナダ国籍の台湾人、Danny Sue(今やEVA航空の787キャプテン!)とも、

今では本当に心を許せる“マブダチ”。


彼らと一緒に言ったのは、もうお決まりの一言──

「じゃあ、飲みに行くか!!」


…ええ、もう完全に口実でした(笑)

でも、それでもよかった。

あの夜の乾杯は、疲労も、安堵も、仲間との絆も、すべてが詰まった時間だったのです。


そしていよいよ、次なるステージへ。


この試験はあくまで“通過点”。

次に待ち受けるのは、真のプロフェッショナルへの扉──

Commercial Pilot License(CPL)実技試験。


同期の中では、Sさんに次ぐ速さで進み、

Oさん(たしか、計器飛行のフェーズやってなかったかな…?)にも続いて、

訓練は次のフェーズへと進みます。


CPLの実技では、PPLと比べて求められる精度が段違い。

許容範囲が狭まり、ほんのわずかなズレも許されない。

その中でも一番記憶に残っているのが、60度バンクの急旋回──

しかも、高度をぴたりとキープしながらという、まさに“技術と気合い”の世界。


…というわけで、続きは次回。

これから始まる“プロフェッショナルへの道”、その一歩一歩を、また書き記していこうと思います。


今日はここまでにします。


エアラインパイロットの憧れ… なるには仲間の絆だよ😿


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