✈️ 人間の限界に、初めて触れた瞬間。
これまで何度も計器飛行の訓練を重ねてきましたが──
今回のフェーズで、初めて「人間の限界」というものを肌で感じました。
今まで扱ってきたのはエンジン1基のセスナ。
しかし今回は、主翼に1基ずつ、計2基のエンジン。
さらに新たに登場したのは、可変ピッチシステム。
空気の密度に応じてプロペラの角度が変わるこのシステムは、
一瞬の判断を要求し、頭の中はフル回転🌀
🔧 操作系統のご紹介
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黒レバー(スラスト):
「FLIGHT DETENT(飛行推力)」から「IDLE(アイドル推力)」へ。推力を精密にコントロール。 -
青レバー(プロペラピッチ):
空気密度に応じてプロペラの角度を最適化し、効率最大化。 -
赤レバー(ミクスチャー):
燃料と空気の混合比を調整。高度が上がれば酸素が減る…その都度、混合比を「絞る」必要が。
これだけでも操作量は爆増😵💫
でも、本当の「試練」はここからでした。
🛑 エンジン片肺停止
上空で片方のエンジンが停止。
姿勢維持のために、生きているエンジンの反動に逆らって飛行を続ける。
このときの操縦桿やラダーにかかる負荷が、半端じゃないんです…。
一般の飛行機はワイヤーで舵を操作するため、
負荷はそのままダイレクトに身体に伝わる。
正直、鍛えてないと手も足も持っていかれるくらいの重さで、
その状態で
姿勢維持、ナビゲーション、異常対応、確認作業……
すべてを一人で捌く。
もうこれは「修行」ではなく、苦行😿
💡 ちなみに…
エアバス機のような現代ジェット機では、
操縦は「Fly by Wire(フライ・バイ・ワイヤ)」。
つまり電気信号で操縦する仕組み。
昔ながらのケーブルや油圧の直接的な重さはなし。
それどころか、人工的に“重さ”を再現してるのです。
ぶっちゃけ、あれは…
「ファミコン」です。(世代ですw🎮)
🌟 エアラインパイロット憧れの── ただ、前を向いて。
毎日の訓練は、体も心も削られる。
けれど、その先には
「エアラインパイロット」という夢がある。
何度くじけそうになっても、
今日も空を見上げ、また操縦席へと足を踏み出します。
**限界を超える旅は、まだ始まったばかり──。**😿✈️
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